FXタカハシのトレード日記

FXタカハシのトレード日記

日々のトレードの反省点と、役立つ知識(時系列分析、テクニカル)を要約します。

常に意識される最重要ライン4本+2

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最重要ライン4本+2

日中常に意識される最重要ライン4本と重要ライン2本です。(当日終値=現在価格は、当然意識するので入れてません)

水平ライン系のテクニカルには他にもラインがたくさんありますが、この6本に比べるとどれも優先度は低いと考えています。

優先度の高い方から並べると

当日高値、当日安値 > 当日半値、当日始値 > 前日高値、前日安値、裁量で引いたライン >>> ピボット > フィボナッチ他 です。

まず当日高値と当日安値は、割合で言えば100%と0%の価格にあたり、売り買いの攻防が起こる最重要ラインです。

次に、当日半値は、割合で言えば50%の価格にあたり、ここも常に意識されています。半値が意識されるのには以下のような理由があります。

①「半値押し」の対象となっている上昇トレンドの要因となった「買い」は、 半値の値を中心に行われていたはずで、今回もその値付近では「買い」と考えられること。

 ②:相場が上昇トレンドにあるなら、半値よりも大きく下落するとは考えにくいとする「投資家心理」が働くから。

③:「半値押し」の概念があることによる「投資家心理」が働くから。

そして意外なのが当日始値(=前日終値)だと思います。これは経験則なんですが、市場が終わる時間帯になると、当日始値に向かって価格が動くときがよくあります。もしかすると、価格帯を上下に動かしたくないときなどに、前日価格の終値にあたる当日始値に向かって動くのかなと思ってます。(価格のナイーブ予測は「将来の予測価格は前の価格と同じ」)

以上4ラインは、トレード中は常に意識しています。

あと優先度は多少低いですが、前日高値と前日安値は直近の攻防価格にあたるので、また裁量で引いた水平ラインはチャートからみえる攻防ラインなので、少しは気にしています。

最後にピボットとフィボナッチですが、トレード中は参考にはしていません。(特に検証したわけでもないので、使ってる方はごめんなさい)

両方とも、半値の例で言えば③概念があることによる「投資家心理」の1点でしか優位性を感じません。

特にフィボナッチは、23.6%や38.2%という数字にかなり違和感を感じます。予測価格には必ず誤差があると考えているため、小数点単位でポイント予測することにあまり意味がないと感じています。(1銭やそれ以下を予測する意味が分からない。)

また、必要以上にラインを入れることで、ときにそれが抵抗帯やサポートに見えたりすることを恐れています。トレード中注視すべき本質は、生の価格=つまり4本値と考えるからです。